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海ごはん 網代の料理人、網代の漁師めし
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いわしのフライ丼 750円
 パリッと上がった衣を噛むと、肉厚な鰯からジューシーな脂がにじみ出る。甘辛の丼ダシが程良く馴染み、箸が止まらない。
 かつて、瀬戸内海では「捨てるほどとれる」と言われた鰯。陸に上がるとたちまち鮮度が落ちるため、水揚げから調理まで、美味しく味わうためにはとにかくスピードが大切だ。漁場を目の前に控えた瀬戸内海沿岸では、この鰯をさまざまな調理法で味わうことができるが、丼物はちょっと珍しい。
 「伊予の松山名物名所 三津の朝市 道後の湯」で始まる伊予節は、文政から天保時代にかけて発祥した民謡。その初っぱなに登場する三津の市場から仕入れた片口鰯(ホウタレイワシ)は、刺身でも食べられるほど新鮮なものしか使わない。サイズは味の良い10センチ前後の物。これを手開きにし、小骨まで綺麗に抜いて下ごしらえし、中挽きのパン粉を付けて揚げる。迅速、かつ丁寧に仕事をすることで、鰯は高級魚にも負けない素材へと変身する。

瀬戸内料理 味 倉

湯の町・道後の玄関口に位置する瀬戸内料理の店。「観光客に美味しい瀬戸内の魚を食べて貰いたい」という店主が、その日に仕入れた魚を使った料理を出す。かき揚げをあっさり食べさせる塩天丼(800円)も美味。

愛媛県松山市道後湯之町12-32 089-934-7075
□営 11:00〜14:00、17:00〜22:00 □休 火曜

 
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※文・写真は『四国旅マガジンGajA019号』(http://www.kk-spc.co.jp/gaja/)からの転載です。基本的には発売した2004年2月1日時点のデータですので、現在は変更になっている場合もあります。なお、住所・電話・料金は2005年4月15日現在のものに更新しています。あらかじめご了承ください。
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