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癒しのくに四国/旅レポートインデックス
下駄履きの道後名人湯の町、湯上がりの愉しみ
ベーカリーかふぇ・ぎゃらりぃ道後の町屋
道後麦酒館
瀬戸内料理 味倉
居酒屋 福福亭
にきたつ庵
坊ちゃん茶房
道後ぎやまんの庭
セキ美術館
懐旧のネオン坂
道後舘
オールドイングランド山の手ホテル
大和屋本店
ふなや
湯の町道後、下駄履き散策MAP
道後温泉 道後温泉
道後温泉、夕景
 陽が西に傾き始める。道後温泉駅には旅行鞄を携えた観光客が降り立つ。かと思えばボンネットバスやマイカーやタクシーが、続々と湯の町に滑り込む。やがて旅館街からは、浴衣を着た人々がぞろぞろと道後温泉本館へと吸い込まれてゆく。温泉街が俄に活気づいてきた。
 天下の名湯、道後温泉。ここは文豪・夏目漱石の『坊っちゃん』のお陰で、日本屈指の知名度を誇っている温泉地だが、宿泊客のほとんどは本館(通称、坊っちゃん湯)で入浴し、宿の食事に舌鼓を打ち、翌日、慌ただしく湯の町を後にしている。確かにゆっくり湯につかり、宿の気の利いたもてなしに身を預けるのは魅力的であるし、温泉地での過ごし方としては至極真っ当だ。だが、それだけで満足しては勿体ない。何せ、この温泉街は下駄履きで歩くのに程良い距離感に見どころが点在している。そして、さらに言えば夕方からが最も賑わうという温泉地なのだ。
 そぞろ歩けば、湯上がりの一杯を提供する飲み屋さんやカフェに行き当たる。情緒に満ちたミュージアムもある。個性豊かな店が軒を連ねる商店街には、土産と人情に出会うことができる。そして宿。70軒を超える宿では、お仕着せのサービスでは芸がないとばかりに、それぞれが特徴を打ち出している。
 JR駅からも空港からもインターチェンジからも30分もあれば充分にたどり着く、おそらく日本で一番交通の便がいい温泉街。しっとりとした情緒では、田舎にある鄙びた温泉に負けるかもしれない。だが、賑わいの中にある道後には、思いもかけない愉しみ方が存在している。
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※文・写真は四国旅マガジンGajA023号』(http://www.kk-spc.co.jp/gaja/)からの転載です。基本的には発売した2005年2月1日時点のデータですので、現在は変更になっている場合もあります。なお、住所・電話・料金は2005年7月15日現在のものに更新しています。あらかじめご了承ください。
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