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下駄履きの道後名人湯の町、湯上がりの愉しみ
左党の一杯、右党の一服

ベーカリーかふぇ・ぎゃらりぃ道後の町屋

愛媛県松山市道後湯之町14-26
089-986-8886
営業時間/9:00〜22:00
火曜定休(祝日の場合は翌日)
和風カプチーノ550円/ロールケーキ250円
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左党の一杯、右党の一服
平成16年晩秋、道後商店街に面した築100年を迎えようかという古い家屋を使った小さなカフェが誕生した。『道後の町屋』を名乗るだけあって間口は極めて狭いが、店は奥に長く伸びている。いわゆる鰻の寝床のような構だ。店頭にはパン作りに精を出す女性の姿があり、その奥が椅子とテーブルのカフェ席。坪庭を挟んださらに奥には、ちょっといい感じの座敷がある。店を営むのは、代々、道後に住んでいるという三好さん親子。パンを作っているのが、お母様の冨美子さんで、店長は息子の康さん。家族経営ならではの、温かいもてなしが心地よい。
 店の看板メニューである自家製の無添加パンは、もともと冨美子さんが家族のために作っていたもの。「職人ではなく主婦の味です。ただ素材に関しては安心して食べて頂けるものを選んでいるんですよ」と冨美子さんは微笑む。しっかりとした生地、素朴な味。見た目がシンプルで、腹持ちのいいパンは「懐かしい味がする」と好評だ。昼までに来店した人には、そのパンを振る舞うサービスも嬉しい。
 テーブル席のモダンな感じもいいが、湯上がりのひとときは俳人・柳原極堂ゆかりの品々が飾られた座敷でゆるりと。庭を眺めながらぼんやりしていたら、いいタイミングで飲み物とケーキが運ばれてきた。このケーキも冨美子さんの手作りだ。やさしい甘さのケーキを頬張り、コクのあるカプチーノを頂く。時間はゆっくりと流れてゆく。
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※文・写真は四国旅マガジンGajA023号』(http://www.kk-spc.co.jp/gaja/)からの転載です。基本的には発売した2005年2月1日時点のデータですので、現在は変更になっている場合もあります。なお、住所・電話・料金は2005年7月15日現在のものに更新しています。あらかじめご了承ください。
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