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癒しのくに四国
御詠歌/願いをば仏道隆に入りはてて菩提の月を見まくほしさに
本 尊/薬師如来
真 言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗 派/真言宗醍醐派
開 基/和気道隆
道隆寺までのアクセス
善通寺インターチェンジから多度津町市街地に入る。県道21号線とのT字路を右折し、JR高架橋を越えて300mほど進めば道隆寺。仁王門は道路と反対側にある。約30分。
香川県多度津町北鴨1-3-30
0877・32・3577
宿 坊/なし 駐車場/あり(無料、30台、山門前・境内まで徒歩すぐ)
▲門の大きさも仁王像も霊場有数の大きさという仁王門
歴史・全体像
寺伝によると、開基は712年。当時、この一帯は和気氏の荘園の大桑園で、中に夜ごと怪光を放つ桑の大木があり、領主の和気道隆(わけみちたか)はその桑で薬師如来の小像を刻み、お堂を建てて安置した。道隆の子朝祐(ちょうゆう)は、唐から帰国した弘法大師に師事、大師は自ら薬師如来像を刻み、道隆の薬師像をその胎内におさめ本尊とした。その後は大師の弟・法光大師、甥・智証大師など名僧が代々の住職を務め、伽藍も造営されたが、兵火により壊滅。江戸時代、歴代住職の尽力により現在の諸堂が再建された。県道沿いに本堂、大師堂、鐘楼、妙見宮などの伽藍、300mほど離れた畑の中に本坊と護摩堂があり、かつての寺域の広大さをしのばせる。寺宝には重要文化財の星曼荼羅図や、伝弘法大師筆の五大尊画像、智証大師作の五大尊木像などがある。
また、この寺は「眼なおし薬師さま」としても有名。丸亀京極藩の京極左馬造公は幼少の頃盲目だったが、当寺の薬師如来に祈願したところ全快したと言われ、今も全国から眼病平癒祈願の信者が集まる。
本堂
天正年間の1586年、30代目住職により再建。本尊の薬師如来は、胎内にもうひとつ如来像があることから腹ごもり薬師、二体薬師とも呼ばれ、50年に1度開帳される秘仏。床が瓦敷きになっており、内部に入ることができる。
▲瓦屋根が美しい本堂
大師堂
本堂に向かって右手、多宝塔と並んで立っている。1630年建立。堂の前に弘法大師と、その前でひざまづき両手をさしのべる衛門三郎の像がある。
▲参道沿いに、ずらりと並んだ観音像が出迎えてくれる
ここが見所
潜徳院殿堂(せんとくいんでんどう)
京極左馬造公(法名潜徳院殿)の墓所。薬師如来の御慈悲により眼病が治った公は医学を学び御典医となり、特に″眼科の達人″と言われた。死に際して「我魂魄を道隆寺に留め世人を救わん」と誓願し、この堂にまつられた。堂内には「目」の文字を書き連ねた祈願札がびっしり張られている。
ここが見所
観音像
参道沿いから本堂脇、裏門にかけてずらりと並んだ観音像。四国八十八カ所、西国三十三カ所など、全国の霊場ゆかりの観音像255体がまつられている。遍路や地元の信者らが寄進したもの。
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