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御詠歌/おそろしや三つのかどにもいるならば心をまろく慈悲をねんぜよ
本 尊/十一面観音菩薩
真 言/おん まか きゃろにきゃ そわか
宗 派/高野山真言宗
開 基/行基
三角寺までのアクセス |
三島川之江インターチェンジから、国道192号線に入る。徳島県方面へ向かい、高速道路の下付近で右折。約3km進み、交差点を右折、その後直進すると正面にある。約10分。
愛媛県川之江市金田町三角寺甲75
0896・56・3065
宿 坊/なし 駐車場/あり(200円、30台、門前・境内まで徒歩約5分) |
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▲石段を上がって関所寺へ

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歴史・全体像 |
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伊予国の最後の札所で讃岐との関所寺となる三角寺は、標高450mの三角寺山の中腹にたたずむ。天平年間(729〜749)、聖武天皇の勅願により、弥勒菩薩の浄土を現して行基が開基した。本尊の十一面観音は弘法大師が、弘仁6年(815)に巡錫した際に安置した。同時に不動明王像も刻まれ、護摩檀をつくり降伏護摩の法を修められたという。
後に嵯峨天皇(在位809〜823)が寺領三百町歩を下賜し、七堂伽藍が建立されるなど寺運は大いに栄えた。だが、天正年間(1573〜1592)には兵火のために堂宇を焼失。現在の寺内の建造物は、嘉永2年(1849)に再建されたものだ。
子授け祈願で人気のこの寺には、多くの女性が訪れている。その祈願方法がユニークなのだ。子宝に恵まれない人は、まず庫裏の入口で『しゃもじ』を頂く。そして、このしゃもじを家に持ち帰って自宅で実際に使用して、子授けを祈願する…というもの。何とも庶民的で、親しみやすい子授け祈願であるといえるだろう。 |
本堂・大師堂 |
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| 本堂には「安産御腹帯授与所」の札がかかっている。これは本尊の十一面観音が安産、子育て、厄除けの仏様であるため。妊娠中の女性のお参りが多く、御祈祷を受けた後に腹帯とお守りを授けて頂く。このほか足腰健康やぼけ封じとしても信仰が厚い。なお、檜材の一木造りの本尊・十一面観音は、平安初期の作と推定されている。大師堂・薬師堂は、本堂からさらに上の高台にある。いずれも緑に囲まれて、何とも素晴らしい風情を醸し出す。 |

▲緑に囲まれた大師堂 |

▲無事に出産を終えたら、本堂で腹帯とお守りを受け取る |

▲本堂に掛けられた「安産御腹帯授与所」の札 |
鐘楼門(仁王門) |
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73段の石段をのぼりつめると、寺の入口にたどり着く。ふと見上げると、山門には梵鐘が釣られている。まずは、罪の汚れを取り去るべくこの鐘を突くのが作法。静寂な空気の中に「ゴーン」と響く澄んだ音色が、心を清めてくれるようだ。 |
ここが見所 |
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三角(みすみ)の池
弘法大師は、この寺で21日間の秘法を修したといわれているが、その際の三角形の護摩檀の跡が本坊にある三角の池。寺名もこの護摩檀が三角形であったことに由来しているそうだ。周囲十数mの池の中には三角形の島があり、七福神の唯一の女神・弁財天がまつられている。 |
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ここが見所 |
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小林一茶ゆかりの山桜
寛政7年(1795)、この寺を訪れた小林一茶が感嘆して「これでこそ登りかひあり山桜」と詠んだといわれる山桜は、仁王門をくぐった左手にある。樹齢は300年〜400年にもなると言われ、春は桜花を見に来る人も多い。大きく広げた枝は、何カ所もの棒で支えられている。 |

▲一茶を感嘆せしめた桜花 |
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