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癒しの巡礼/四国八十八カ所

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地図四国霊場八十八カ寺巡り
第十番札所 切幡寺
御詠歌/欲心をただ一筋に切幡寺後の世までの障りとぞなる
本 尊/千手観世音菩薩
真 言/おん ばざら たらま きりく
宗 派/高野山真言宗
開 基/弘法大師

切幡寺までのアクセス
土成インターチェンジから国道318号線を左折して鴨島町方面へ進み、県道139号線を市場町方面へ向かって進んでいくと看板があるので、その通りに進んでいくといい。約25分。

徳島県市場町切幡
0883・36・3010

宿 坊/なし  駐車場/あり(無料、30台、山門横と境内横の2カ所・山門から境内まで徒歩約10分)
第十番札所 切幡寺

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千手観音になった娘を祀る古刹
歴史・全体像
 寺の開創は、遥か平安時代の古に溯る。弘仁6年(816)、弘法大師が旅僧姿で四国巡錫中この山麓に到った時、衣がそうとういたんでいた。 弘法大師が近くの民家に繕いの布を求めると、家の中で機を織っていた娘が、織りかけていた布を惜しげもなく断ち切って差し出してくれた。これに驚くと「ご用にたてていただくのには新しいものでなくては…」という答え。この娘の好意に感動した大師は、「亡き父母のために観音像を刻って下されば…」という娘の願いを聞き、一夜で千手観音像を刻むと、娘を得度(僧侶となること)させ、更に秘密潅頂を授けた。すると娘の身から七色の光明が放たれ、たちまち千手観音の姿に変わってしまった。これが仏法の即身成仏。そこで弘法大師は嵯峨天皇に奉請して一寺を建立したのが、この切幡寺のはじまりである。
 寺は切幡山の中腹、標高155mにある。山麓の山門から境内までの距離はかなり遠く、坂道と333段の階段が待っている。但し乗用車であれば、本堂等がある境内すぐ近くまで車を乗り入れることができる。境内には本堂、大師堂、その奥に、はたきり観音の銅像、鐘楼、大塔、不動堂がある。
本堂
 この寺の本尊は2体あり、弘法大師作の千手観音を南向きに、女人即身成仏の観音菩薩を北向きに安置している。どちらも現存しているが、娘が化身した観音様は残念ながら秘仏として公開されない。

▲大師堂

▲女人成仏の寺として親しまれている寺の本堂

▲本瓦葺きの二重の大塔、現在ではこの方式で建てられているものは全国唯一
ここが見所
切幡寺大塔
 国の重要文化財に指定されている大塔。秀吉の子である豊臣秀頼が大阪の住吉神宮寺に再建寄進したものを、明治維新の時神宮寺が廃寺となったため、第45世住職天祐上人が東西両塔あったうち、当時残っていた西塔を買い取り、明治6年(1879)から15年かけて移築した。普通二重の塔は三間四面のものが多いが、この塔は五間四面と大きく、初重、二重の間という様式をなす大塔になっている。明治42年(1909)祝融の災に遭い、寺は1山23棟の伽藍を一夜にして失ったものの、この塔のみは火難を免れた。そのため現在でも元和4年(1618)の再興時のままの姿が残り、歴史的にも日本における重要な建造物になっている。現在は、平成の大修理工事が、平成14年5月に完成し、風格漂う建物を目にすることができる。


自然景観
 山の中腹にあることから自然環境にも恵まれ、四季折々に様々な表情を見せてくれるのがこの寺のもうひとつの特徴ともされている。山門から参道を登って行くと、のんびり森林浴を楽しみながら自然観賞ができる。特に春の季節は梅や桜が咲き乱れ、名所としても名高く、 境内からの眺めも素晴らしい。

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※掲載している施設名、営業時間、休み、料金等は、平成14年10月〜11月に調べ たものです。その後、変更されていることが考えられます。あらかじめご了承下さい。なお複雑で変則的なデータに関しては、主要なものだけを表示しています。詳細は直接施設までお問い合わせください。
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