HOME
>
癒しのくに四国
御詠歌/仮の世に知行争うむやくなり安楽国の守護をのぞめよ
本 尊/薬師如来
真 言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
宗 派/高野山真言宗
開 基/弘法大師
安楽寺までのアクセス
土成インターチェンジから、国道318号線を鴨島町方面へ進み、看板に沿って途中県道139号線に入り進んでいくと、右手にある。約15分。
徳島県上板町引野字寺の西北8
088・694・2046
宿 坊/あり(要予約) 駐車場/あり(無料、50台、境内より少し東・境内まで徒歩約1分)
▲綺麗に生まれ変わった山門
歴史・全体像
温泉山という山号からも解るように、かつての境内はここから2kmほど離れた安楽寺谷という場所にあった。当時この周辺には鉄サビ色の温泉が湧き万病に効くとされ、遠くから湯治に訪れる人も多かったそう。四国行脚中にこの地を訪れた弘法大師も、この土地が病疫から人々を救う薬師如来と深い因縁で結ばれていると直感。坐像を刻み堂宇を建立して、八十八カ所第六番霊場と定めた。これが寺の発祥となっている。寺はその後温泉のある寺として親しまれていたが、天正年間(1573〜1592)に長宗我部軍の兵火にかかって焼かれ、万治年間(1658〜1661)に現在の地に移されたそうだ。現在の境内の堂宇はどれも比較的新しく、中でも山門とトイレは平成10年に完成している。
本堂
▲本堂は中まで入ることができ、中に納経所もある
本尊を祀った本堂は昭和38年に再建された鉄筋コンクリート建て。八十八カ所霊場の中で薬師如来を本尊とする寺は多いが、一番札所から順に巡ってくると一番最初に出会うのがこの寺だ。本尊はとても大きいが、実は弘法大師作のものではない。昭和37年不治の病として医者にも見放されていた愛知県に住む水谷しずさんという婦人が、夫の繁治さんとともに藁にもすがる思いで、病気平癒の願いを込めて霊場巡りに出掛けた。その旅の途中に夫人の病気はみるみる快癒していくといった霊験を得て感激し、奉納した仏像だという。元来の本尊は体内仏として納められている。
その他
宿坊は、江戸時代は宿に困った遍路や旅人を泊めて保護するよう藩主から指定された寺「駅路寺」であった。現在でも人気がある宿坊として知られ、いつしか天然温泉は枯渇してしまったものの、大師開山の趣旨をくみとり、浴槽の中にラジウム鉱泉や薬草を入れた長寿湯として、疲れがとれると遍路に喜ばれている(入浴は宿泊者のみ)。現在、寺にはこの蜂須賀藩によって出された「駅路寺文書」が寺宝として大切に保存されている。この文書により、安土・桃山、江戸時代の阿波藩の遍路への保護政策を知ることができる。
▲江戸初期の面影を今も残す茅葺き屋根の客殿
▲境内を入ってすぐ目を引く庭園と多宝塔
ここが見所
願い棒修行
本堂と大師堂の間にある「願い棒修行」は、京都の東寺(大師のお寺と言われている)でも行われているもの。願い方は、大師像前にある願い棒を年齢分手に握り(65歳だと6本+5本の11本)、願い事、年齢、氏名を言い、般若心経を唱えながら、右回りに修行大師の周りを回る。その後正面にくると願い棒1本を宝前に置いて残りは戻し、南無大師遍照金剛を7回唱えると願いごとが叶えられるとされている。
トイレ
寺のトイレは比較的古い所が多いが、山門を入ってすぐの所にあるここのトイレは平成10年に造られている。日本トイレ協会のモデルトイレにも指定されている。中は男女別区別ではなく、和式、洋式の区別。広くスロープもついているので、車椅子も入ることができる。
▲ページトップへ
※掲載している施設名、営業時間、休み、料金等は、平成14年10月〜11月に調べ たものです。その後、変更されていることが考えられます。あらかじめご了承下さい。なお複雑で変則的なデータに関しては、主要なものだけを表示しています。詳細は直接施設までお問い合わせください。
Copyright © 1997-2005 GOURMET NAVIGATOR INC. All rights reserved.