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癒しのくに四国
御詠歌/極楽の弥陀の浄土へ行きたくば南無阿弥陀仏口ぐせにせよ
本 尊/阿弥陀如来
真 言/おん あみりた ていぜい からうん
宗 派/高野山真言宗
開 基/行基
極楽寺までのアクセス
藍住インターチェンジから、県道1号線を板野町方面へ進み、次に県道12号線を鳴門市方面へ走ると左手にある。約15分。
徳島県鳴門市大麻町檜段の上12
088・689・1112
宿 坊/あり(要予約) 駐車場/あり(無料、70台、境内すぐ横・境内まですぐ)
▲ 仁王門の向こうには広い境内が広がる
歴史・全体像
三方を山に囲まれた閑静な雰囲気の中に位置。もともとこの地方は古くから開かれた土地で、寺の裏山からは旧石器時代の遺物が多数出土されている。一番札所と同様に行基が寺を開基し、弘法大師がこの地で21日間修行、その結願の日に現れた阿弥陀如来の姿を彫刻し本尊とし、八十八カ所の第二番札所に定めたそう。戦国時代に各地で兵火が起き、極楽寺も土佐の長宗我部氏の攻撃を受けた。再建には時間がかかったが、信者の努力もあり、万治2年(1659)には現存する本堂も再建された。
鮮やかで、一段と目を引く門をくぐると境内が広がる。願掛け地蔵や、石と樹木をうまく配置した美しい庭園。本堂と大師堂は庭園先の小高い丘の上にあり、その下には観音堂、薬師堂、鐘楼、大師お手植えの「長命杉」、仏様の足型を型どった「仏足石」などがある。数多くの宝物の中でも、宇宙における多くの「仏」「菩薩」を配置した絵図「両界マンダラ」は、宇宙における真理を最高の調和で表現したもの。南北朝時代のものと推測され、県指定重要文化財に指定されている。
▲境内の一角には、遍路の喉を潤してくれる給水機が設置されている
本堂
44段の階段を登った所に本堂がある。堂内に安置されている本尊の阿弥陀如来は坐像で、国の重要文化財に指定されている。昔、この仏像から差す光が遠く海まで達し、それに魚が驚き逃げてしまったので不漁続きとなり漁師たちは困り果ててしまった。そこで漁師たちは阿弥陀様にお願いして、本堂の前に小山を築いて光を遮ったという伝承があり、ここから山号が由来されている。本尊は、慈愛に満ちたすばらしい顔と評判だが、秘仏のために公開されていない。
▲本尊の阿弥陀如来の他、地獄と極楽の絵が描かれた地獄極楽図が掲げられている
ここが見所
安産大師
この寺の大師堂は安産大師とも呼ばれていて、子宝に恵まれない人には子宝を授けてくれ、妊娠した女性には安産させてくれるというご利益があるそう。それにはこんな逸話がある。明治の頃、大阪の女性が大師の夢のお告げによって四国遍路を始めたが、ここにくると急に産気づいてしまった。しかし大師の再度のお告げによって、最後まで巡礼を続け帰宅し、無事男の子を出産。その後お礼詣りをしたことから、安産祈願の人が絶えないそうだ。
長命杉
樹齢1100年以上の巨木は、弘法大師がこの地での修法を修められた時に、この寺を末永く守護せよとの祈りをこめ、大師自らお手植えされたと言われる。台風や火災など、もろもろの困難にも耐え抜いた大杉だけに、幹に触れれば長寿に、またその手で自分の悪いところをさするとたちまち平癒すると言われている。
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